「急激な円安で将来が不安になる」
「急激な物価上昇への対策はないの?」
2022年は急激な円安が進み、それに伴う物価上昇で、多くの方が不安を感じたのではないでしょうか。将来の円安対策・物価上昇対策として使えるソニー銀行の外貨定期預金とSony Bank WALLET(Visaデビットカード)の高還元キャッシュバックについて解説します。
2022年の急激な円安の背景
2022年の急激な円安
ドル/円の推移
2022年までは、1ドル100円~110円前後でずっと推移してきたドル/円ですが、2022年10月21日の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=151円台後半まで下落しました。これは、1990年8月以来およそ32年ぶりの円安となり、至るところで物価上昇が起こっているのが日本の現状です。
急激な円安が進んだ背景
投資家のマネーというのは、金利が低い通貨から、金利が高い通貨に動きます。水が推移の高いところから低いところに流れるのと同じです。投資家は、少しでも高い金利で資金を増やしたいので、金利が低い通貨から、金利が高い通貨に切り替えるのです。
- 金利が高い通貨:米ドル
- 金利が低い通貨:日本円
ということになります。
米ドルの金利を決める米連邦準備理事会(FRB)は、加熱した景気を抑えるため、インフレを抑えるために、米ドルの金利をどんどん上げていきました。2022年3月に0.25%、5月に0.5%それぞれ引き上げた後、6、7、9月に3回連続の0.75%の大幅な利上げを実施しました。
日本円の金利を決める日銀は、日銀は短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に抑える大規模な金融緩和を維持しています。
結果として
- 金利が高い通貨:米ドル → 金利上昇
- 金利が低い通貨:日本円 → 金利を0%で維持
で金利差が拡大したために、多くの投資家(外国人投資家)が日本円を売り、米ドルを買う形になっため、急激に円が人気がなくなり、円安ドル高が進んだのです。
直近では、日銀も、若干金利を引き上げたので、少し円高ドル安に戻ってきた形になります。
今後はどうなるの?
基本的に、ドル/円、つまり為替というのは、明確な予想ができません。世界経済や世界の動向に密接にかかわっているため、今回のロシア戦争や、9.11、リーマンショック、日本大震災など予想ができない世界的なトピックに、各国の思惑があり、また各国の金利を決定する中央銀行の思惑、投資家の思惑に左右されるもので、正確な予想ができる人というのは、いないのです。
結局、円高になる可能性もありますし、円安が進む可能性もあるのです。
ただし、事実として、日本は「金利を0%で維持する金融緩和」を30年続けていても、景気が良くならずに、金利を上げられない状態が続いています。同じような金融政策を続けていたアメリカは、好景気になり、金利を正常化し、いまは景気を抑制するためのさらに金利を引き上げている状態です。
日本は人口が減っていますが、アメリカは人口が増えています。こういうところでも、アメリカの方が景気が良くなる環境が整っているのです。
長い年月で見た場合には、円高ドル安よりも、円安ドル高になる可能性が高いのではないか?
と考えられます。
今後の円安・物価上昇対策は必要?
必要と考えます。
通貨の強さ・弱さというのは、国の景気の良さ・経済力に左右されます。
日本だけが景気を回復することができず、ずっと大規模な金融緩和を続けないといけない状態というのは、簡単に解決できる問題とは言えません。
人口が減り、高齢者は増え、それを支えるために税金負担が増え、結果として消費が冷え込み、経済が回復しない状態が良くなることが考えにくく、悪化する可能性が高いのです。
相対的にアメリカの景気が良くなれば、必然的にドル高になっていくのです。
何もしなければ、今回の急激な円安・物価上昇、また考えられる増税に対して、なすすべなく生活水準を下げることでしか対策できないのです。
ソニー銀行の外貨定期預金とSony Bank WALLET(Visaデビットカード)の高還元キャッシュバックで円安対策・物価上昇対策
円安対策・物価上昇対策の一つの方法として提案できるのが
- ソニー銀行の外貨定期預金・Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)
です。
ソニー銀行の外貨定期預金
ソニー銀行は、外貨定期預金が高金利です。
2023年1月18日時点
- 円からはじめる限定金利(円普通預金からのお預け入れ):年率5.0%
- 外貨普通預金からのお預け入れ・自動継続 1年もの:年率4.5%
現在の外貨定期預金金利一覧はこちら
日本円の定期預金では、よくて年率0.1%です。それに比べれば、500倍の高金利です。
当然、円高になってしまうと、為替差損という損失が出てしまい、元本毀損のリスクはありますが、長期的に見たら、円高になるよりも、ドル高の可能性が高いと考えれば、有効な対策と言えます。
ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)」
ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)」は
通常のキャッシュバック率は0.5%ですが
- 米ドルの預金残高が1,000万円以上であれば、プラチナランクでキャッシュバック率2.0%
- 米ドルの預金残高が500万円以上であれば、ゴールドランクでキャッシュバック率1.5%
と、クレジットカード並みの高還元率になります。
さらに米ドル口座から、直接米ドルで買い物することもできるので、海外旅行時にも米ドルで直接買い物ができます。※為替手数料(両替の手数料)が不要になります。
まとめ
資産の一部を
- ソニー銀行の外貨定期預金(米ドル)に回す
- ソニー銀行のデビットカードを利用する
ことで
ソニー銀行の外貨定期預金(米ドル)に回す
- → 日本円の定期預金の数百倍の利息が受け取れる
- → 円安ドル高が進めば、為替差益が出る
ソニー銀行のデビットカードを利用する
- → 高還元率のキャッシュバックで、物価上昇分のカバーができる
という環境を整えることができます。
資産の一部を、ソニー銀行の米ドルの定期預金に入れることは、将来の円安対策、物価上昇対策の一つとして有効な方法と言えるでしょう。