東洋ワーク株式会社との包括的業務提携のお知らせ

ニュースの概要

株式会社オリエントコーポレーション（オリコ）は、外国人の受入サポートや就労支援を行う東洋ワーク株式会社（ToYo Work）と包括的な業務提携を締結したことを発表しました。この提携は、日本の人口減少に直面し、生産年齢人口の減少が深刻な問題であることから始まっています。特に東北地方では、人口減少が顕著であり、この地域では企業が外国人労働者を受け入れる動きが増加しています。オリコは、ToYo Workが提供する外国人支援と自社の金融サービスを組み合わせ、受け入れ企業や地域社会の発展に寄与することを目指しています。

オリコは、具体的には、外国人および受け入れ企業、地域社に対して、金融サービスの導入を検討しています。今後、外国人向けの金融セミナーを開催し、金融リテラシーの向上や日本の税制、風習、マナーについての教育を行う予定です。また、オリコは2026年までの中期経営計画で新たな顧客体験の提供を掲げており、テクノロジーを活用した与信モデルの構築を目指しています。

参考にすべきポイント

この業務提携から得られる主なポイントは、以下の通りです。

1. 外国人労働者の受け入れによる多様性の促進
   外国人労働者の受け入れは、単に労働力を補充するだけでなく、企業に新たな文化的視点を提供します。多様性は企業の競争力を高め、市場への適応力を向上させます。

2. 地域社会への貢献
   人口減少が深刻な地域において、外国人労働者の受け入れは地域の活性化につながります。この提携により、地域経済の活性化や、住民の生活の質向上にも寄与できる可能性があります。

3. 包括的金融サービスの展開
   オリコの金融サービスは、外国人労働者や受け入れ企業にアクセス可能な新しい経済機会を創出するものです。金融教育の導入により、外国人労働者が日本での生活を円滑に送れるようサポートする姿勢が重要です。

4. 企業のブランド向上
   社会的責任を果たす企業としての姿勢は、顧客からの信頼を高め、ブランドの向上につながります。在留外国人支援に関与することで、企業の社会的価値を強化できます。

5. 新たなテクノロジーの活用
   オリコは、テクノロジーを利用した新たな金融サービスの提供を目指しています。これにより、効率的なサービスを実現し、顧客満足度の向上を図ることができるでしょう。

活用する方法

法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者がこの業務提携をどのように活用していくかは、以下のように考えられます。

1. 外国人労働者の雇用推進
   企業自身が外国人労働者を受け入れることで、労働力不足を解消し、業務の継続性を確保することが可能です。ToYo Workを通じて、適切な人材を紹介してもらうことができます。

2. 金融セミナーの参加
   オリコが開催する金融セミナーへの参加は、企業内の外国人スタッフが金融リテラシーを向上させるために有意義です。また、企業としても外国人従業員に対する理解を深め、コミュニケーションの円滑化を図ることができます。

3. 企業の社会貢献活動の一環として
   外国人労働者を支援することは、企業のCSR（一社の社会的責任）の活動ともなります。地域貢献を掲げることによって、地域社会とのつながりを強化し、企業のイメージを向上させる一助となります。

4. 新たな金融商品やサービスの導入
   自社での金融の要素を見直し、オリコの提供する金融サービスを活用することで、従業員への福利厚生やビジネスの資金調達方法を多様化できます。例えば、リースやカード決済などの導入を検討することで、業務効率の向上を図れます。

5. 業務提携を通じたネットワーク構築
   ToYo Workとの提携を通じて、地域内の他企業とのネットワークを構築する機会が得られるかもしれません。協業や相互支援を通じたビジネスアライアンスが生まれる可能性が高まります。

このように、オリコとToYo Workの包括的な提携には多くの可能性があり、企業にとっては業務の拡大や地域社会への貢献につながるチャンスと言えるでしょう。この機会を最大限に活かすためには、積極的な情報収集と戦略的なアプローチが重要です。

東洋ワーク株式会社との包括的業務提携のお知らせ～在留外国人支援および地域活性化を目的とした金融サービス提供を検討～オリコ2025年6月23日 10時00分6 株式会社オリエントコーポレーション（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：梅宮 真、以下：
「オリコ」）は、外国人の受入サポート、就労支援を行う東洋ワーク株式会社（本社：宮城県仙台市、代表取締役：菅原 正秀、以下 「ToYo Work」）と包括的業務提携を締結しましたことをお知らせいたします。

■提携の背景
現在、日本では、人口減少が進行しており、特に生産年齢人口の減少は深刻な問題となっています。東北地方では、2024年10月末時点で前年に比べ約7万人の人口が減少しており、全国と比較してもその減少が顕著です。このような状況下で、外国人を雇用する企業は年々増加しており、国内の在留外国人数は2022年末から3年連続で過去最多を更新しています。
外国人労働者の受け入れは、単に働き手を確保するだけでなく、多様な文化や価値観を取り入れることであり、地域社会の課題ともいえます。
ToYo Workは、東北地方の自治体とともに、外国人の就労支援や企業向けの外国人受け入れサポートを行っています。同社が培ってきたノウハウと、オリコが持つ金融サービスを掛け合わせることで、外国人、受け入れ企業、地域社会の3者の発展に貢献していきます。
 
■取り組み
オリコは、ToYo Workが支援する外国人および受け入れ企業、地域社会に対して、個品割賦、リース、カード、決済・保証等の金融サービスを、総合的に導入していくことを検討しています。それに先立ち、今夏頃より外国人向けに金融セミナーを開催する予定です。金融セミナーでは、金融リテラシーの向上だけにとどまらず、日本の税制や風習、マナーなどを幅広く講義し、外国人がスムーズに日本での生活が送れ