クレディセゾンの海外CVC、5,000万米ドルのブロックチェーン技術に特化したベンチャーキャピタルファンド「Onigiri Capital」を設立

資金調達データ

  • 配信日2025年9月16日 15時00分

ニュースの概要

クレディセゾンは、シンガポールの子会社を通じて、ブロックチェーン技術に特化したベンチャーキャピタルファンド「Onigiri Capital」を設立しました。このファンドは、世界中で進化を続けるブロックチェーン技術を活用するスタートアップ企業に対して5,000万米ドルを投資することを目指しており、現在はそのうち3,500万米ドルの資金を確保しています。ファンドの設立は、クレディセゾンのグローバルビジネスの一環であり、ファイナンシャル・インクルージョンの実現を目指した事業展開の一環です。

「Onigiri Capital」は、金融領域におけるブロックチェーン関連スタートアップの資金調達を支援し、中長期的な事業の成長を促すことを目的としています。投資対象は、ステーブルコイン、決済、資産のトークン化、DeFi(分散型金融)、金融サービスといった5つの主要分野に焦点を当てています。このファンドは、アーリーステージの企業に対して特に注目し、専門的な投資チームによって実行されます。

参考にすべきポイント

クレディセゾンの「Onigiri Capital」ファンドについて、法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者が特に注目すべきポイントは以下の通りです。

  1. ブロックチェーン技術の重要性: ブロックチェーン技術は、様々な産業において透明性や信頼性を向上させる可能性を秘めており、特に金融業界では大きな変革をもたらす可能性があります。これにより、企業は取引コストを削減し、プロセスを効率化することが期望されます。

  2. 早期投資の機会: スタートアップに対する早期投資は、市場における競争優位を築くための鍵となります。特にアーリーステージ企業は、将来的に高い成長が期待できるため、投資の選択肢として注目されます。

  3. ファンドの運営体制: 「Onigiri Capital」は、経験豊富な投資チームにより運営されており、これまでのブロックチェーン関連の投資実績があることは信頼性を高めます。専門知識を持ったメンバーによる厳格な選定プロセスが、投資の成功を後押しします。

  4. 社会的意義の追求: クレディセゾンは、ファイナンシャル・インクルージョンを目指すことによって、社会的な課題解決にも寄与しています。企業としての社会的責任(CSR)を重視する姿勢は、投資家や顧客からの信頼を得るうえでも重要です。

  5. 多様な資金調達手段: ファンドを通じて外部投資家を呼び込むことで、資金調達の多様化が図られており、企業の成長に寄与する要因となります。これにより資金の安定性が向上し、長期的な観点からの成長基盤が強化されます。

活用する方法

企業経営者や経理・会計・総務・財務担当者が「Onigiri Capital」の情報をどのように活用できるか、一部の具体的な方法を以下に示します。

  1. 投資戦略の見直し: ブロックチェーン技術に関する知見を深め、企業の投資戦略を見直すきっかけとすることができます。特に金融関連の企業は、業界のトレンドに対する理解を深めることで、リスク管理の向上を図ることが可能です。

  2. 業界ネットワークの構築: 「Onigiri Capital」が関与する投資対象企業や専門家とのネットワークを構築することで、最新の技術情報や業界トレンドを収集し、自社のビジネスに応用することができます。

  3. 新たなビジネスチャンスの創出: ブロックチェーン技術を活用したソリューションの導入や、新たなビジネスモデルの検討を行うことで、収益の多様化や競争力の強化を実現できるでしょう。

  4. チームのスキルアップ: 投資先や技術に対する理解を深める研修やセミナーに参加することで、社内の人材育成にも寄与します。特に財務や経理関連のチームがブロックチェーン技術の概念を理解することは、将来的なビジネスの舵取りに非常に重要です。

  5. CSR活動の強化: 資金の有効活用を通じて、社会的意義のあるプロジェクトに参画することで、企業としてのCSR活動を強化し、ブランド価値の向上に繋げる取り組みを行います。

  6. 投資家向け情報の整備: 自社の資本政策や投資家への説明資料において、ブロックチェーン技術に関連する情報を取り入れることで、投資家の関心を引くことができるでしょう。この情報を用いて、企業の透明性を高め、信頼を構築します。

クレディセゾンの「Onigiri Capital」の設立は、ブロックチェーン技術を通じた金融の革新に向けた重要な一歩です。この取り組みから得られる教訓や知見は、法人経営者や担当者にとって積極的に活用し、自社にとっての成長戦略を描くうえで不可欠な要素となると考えられます。

クレディセゾンの海外CVC、5,000万米ドルのブロックチェーン技術に特化したベンチャーキャピタルファンド「Onigiri Capital」を設立株式会社クレディセゾン2025年9月16日 15時00分2株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員COO:水野 克己、以下:当社)は、シンガポールの子会社である海外コーポレートベンチャーキャピタル(以下:CVC)を通じて、ブロックチェーン技術への投資に特化したファンド「Onigiri Capital」を設立いたしました。

1.「Onigiri Capital」 設立の背景
当社のグローバルビジネスは、世界共通の社会課題であるファイナンシャル・インクルージョンの実現を目指し、主にインド、東南アジア、ラテンアメリカ地域において、レンディング事業とインベストメント事業を軸として事業を展開しています。
2019年に設立された海外CVCであるSaison Capital は、アジアのFinTech事業者を中心に有望なスタートアップ企業への投資を行っており、2021 年よりブロックチェーン技術を活用した金融商品やサービスを扱うスタートアップ企業に注目し、ブロックチェーン領域における投資を開始いたしました。
これまでの投資経験と知見を活かし、ブロックチェーン技術への関心を持つ金融機関が、投資に参画できるようこのファンドを設立いたしました。
URL: https://www.onigiri.vc/

2.「Onigiri Capital」 ファンド設立の目的
本ファンドを通じて、ブロックチェーン技術を活用したイノベーションの担い手となるスタートアップ企業の資金調達を支援することで、中長期目線で金融領域の変革に貢献していくことを目指してまいります。
当社グローバル事業において、ファンド設立は初めての取り組みで

プレスリリース本文の続きはこちら
出典 PR TIMES

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です