資金調達データ
- 配信日2025年6月16日 14時00分
ニュースの概要
小田急グループは、2025年秋以降にクレジットカードやデビットカードによるタッチ決済サービスを拡大すると発表しました。このサービスは、小田急線、箱根登山電車、箱根登山バス、大山ケーブルカー、東海バス、小田急ハイウェイバスの一部路線で利用可能になります。これにより、これまで江ノ島や鎌倉などの観光地に限られていたタッチ決済の利便性が大幅に向上し、観光地へのアクセスが容易になります。この取り組みは、インバウンド需要の増加に応じた公共交通機関の利便性向上を目指し、特に外国人観光客に対する受け入れ体制の強化にも寄与すると考えられています。
新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い
新たに導入されるタッチ決済サービスは、全国の公共交通機関で普及が進む中で、特にインバウンド(訪日外国人)観光客に適応したサービスです。以下にその特徴をいくつか紹介します。
- 多様な決済手段: タッチ決済は、クレジットカード、デビットカード、さらにはプリペイドカードやスマートフォンが対応しており、利用者は自分が普段使用しているものをそのまま利用できます。
- 利便性の向上: これまでのようにICカードへのチャージや乗車券の購入を行わずに、タッチ決済対応カードでそのまま乗車できるため、移動の際の手間が大幅に削減されます。
- 観光地に特化した対応:江ノ島や鎌倉、箱根、大山といった主要観光地に特化し、アクセスが便利になります。また、タッチ決済だけでなく、QRコードによる認証も併用されることで、地域全体での移動がスムーズになります。
競合商品との違いとして、他の地域で導入されているタッチ決済と比べて、一貫したブランド体験が提供される点が挙げられます。同じ小田急グループで運行する複数の交通機関でも統一された決済手段が使用できるため、観光客にとっては非常に便利です。
新商品・新サービスがおすすめの方
このタッチ決済サービスは、特に以下のような方におすすめです。
- 観光客: 特に外国人観光客にとって、日常的に使用しているクレジットカードやデビットカードがそのまま利用できるため、外国での不安感を軽減し、観光地を楽しむ際の利便性を高めます。
- ビジネストラベラー: 出張などで頻繁に移動するビジネス客にとって、手間なく移動できることは大きな利点です。タッチ決済により、無駄な時間を省けます。
- 地域住民: 小田急沿線に住む地域住民にもメリットがあり、日常の利用がスムーズになるため、利便性が向上します。特に公共交通機関を頻繁に利用する方には適しています。
新商品・新サービスの活用方法
タッチ決済サービスをより効果的に活用するための方法はいくつかあります。
- 観光プランの立案: 事前に小田急グループが提供する観光プランやフリーパスを活用し、タッチ決済と連携させて利用することで、移動を効率よく行うことができます。
- QRコードの活用: タッチ決済に加えて、QRコードを使用したデジタルチケットも今後の導入予定です。事前にQRコードを取得し、公共交通機関での移動をスムーズに行うことが可能です。
- モバイルアプリとの連携: 今後は、スマートフォンに設定されたタッチ決済カードを使った利用も可能になるため、スマホ1つで全ての決済を完結させることができます。モバイルアプリを通じて、旅行の日程や移動方法を管理することで、より便利に利用できます。
小田急グループのタッチ決済サービスは、観光客や地域住民、ビジネストラベラーにとって、これまで以上に利便性を提供するものとなります。タッチ決済によるスムーズな移動が実現することで、新しい観光体験が生まれることが期待されます。今後も特にインバウンド需要の増加に備え、さらなるサービスの拡充が進められることが見込まれます。
2025年秋以降、小田急グループ6社でクレジットカードやデビットカード等によるタッチ決済サービスを拡大!従来からの江の島・鎌倉に加え、箱根での拡充や、大山でも新たに利用可能にJCB2025年6月16日 14時00分6小田急電鉄株式会社、株式会社小田急箱根、箱根登山バス株式会社、株式会社東海バス、小田急ハイウェイバス株式会社、大山観光電鉄株式会社、三井住友カード株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、Mastercard、株式会社ジェーシービー、日本信号株式会社、QUADRAC株式会社、株式会社小田原機器とレシップ株式会社は、2025年秋以降、小田急線をはじめとした小田急グループの鉄道やバス等で、クレジットカード等のタッチ決済(※1)で乗車可能となる乗り物を拡大します。対象となるのは、小田急線・箱根登山電車・箱根登山ケーブルカー・箱根登山バス・大山ケーブルカーと、東海バス・小田急ハイウェイバスの一部路線です。
小田急グループでは、すでに江ノ電・箱根ロープウェイ・箱根海賊船で同タッチ決済を導入していますが、今年度秋以降、新宿から沿線観光地の玄関口となる駅や、それら観光地内でも導入を予定しており、これまで以上に移動の利便性が向上します。インバウンド需要は今後も増加していく見通しの中、日頃使い慣れたクレジットカードやデビットカード等で公共交通が利用できるタッチ決済の利用範囲の拡大は、お客さまの利便性向上に加え、受け入れ体制の強化にも寄与するものと考えます。(※1)本サービスは、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用しており、ICカードへのチャージや乗車券を購入することなく、お手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等でスムーズに鉄道やバスにご乗車いただけます
出典 PR TIMES