オリコ、CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に初選定

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  • 配信日2025年7月11日 10時00分

ニュースの概要

株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)は、国際的な非政府組織であるCDPが2024年度に実施した「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」として初めて選定されたことを発表しました。CDPは企業の温室効果ガス排出削減活動や気候変動対策に関する評価を行っており、オリコはその中で特にサプライヤーとのエンゲージメントや、環境に配慮した調達に努めた結果、最高評価を獲得したのです。この選定は、オリコがサステナビリティを経営の重要な柱と位置づけ、循環型社会・脱炭素化に向けた取り組みを進めている証明とも言えます。また、オリコは2025年2月にもCDPによる「気候変動」調査で最高評価の「Aリスト」企業に選定されており、その取り組みの一貫性が示されています。

参考にすべきポイント

  1. 環境に対する意識の重要性: オリコの選定は企業が環境問題にどれだけ真剣に取り組んでいるかを示します。法人や経理・会計・総務・財務担当者は、環境負荷の低減や温室効果ガス排出の管理が今後の企業経営においてますます重要視されることを理解すべきです。

  2. サステナビリティの経営戦略への組込み: サステナビリティを経営の上位概念として位置づけることが、企業価値を高める要因となります。オリコは中期経営計画において「循環型社会・脱炭素化実現への貢献」というマテリアリティを掲げています。企業はこのように具体的な目標を設定し、実現のための戦略を立てることが求められます。

  3. サプライヤーとの関係の重要性: オリコの評価はサプライヤーとのエンゲージメントがポイントになっています。サプライチェーン全体での環境負荷低減は、企業自身の取り組みだけでは達成できません。サプライヤーに対しても環境に配慮した施策を促すことが、総合的な環境戦略において重要です。

  4. 透明性と情報開示の重要性: CDPの評価は情報開示に基づいて行われます。企業が自らの環境に関するデータをしっかりと開示し、透明性を持つことは、ステークホルダーとの信頼を築く上でも大切です。この点を意識し、必要な情報を適切に管理・公表する姿勢が求められます。

  5. 長期的なビジョンの設定: オリコが目指す「誰もが豊かな人生を実現できる持続可能な社会」というビジョンは、企業における長期的な目標を設定する重要性を示しています。財務担当者は、短期的な利益だけでなく、企業の存在意義や志向に合わせた長期的な戦略を立てることが重要です。

活用する方法

  1. 環境戦略の策定と導入: 法人経営者や担当者は、まず自社の環境に対するアプローチを見直し、具体的な環境戦略を策定することから始めましょう。目指すべき具体的目標(例:GHG排出目標)を設定し、達成に向けたアクションプランを作成します。

  2. サプライヤーとの協力: サプライチェーンの中での協力体制を構築し、サプライヤーとも連携を深めます。例えば、サプライヤーに対して環境基準を設け、彼らの取り組みを促進することで、全体としての環境意識を向上させることができます。

  3. 評価基準の活用: CDPの評価基準を参考に、自社の環境関連施策やサプライヤーエンゲージメントの評価基準とすることができます。自社のパフォーマンスを測定し、改善点を特定することで、持続可能性を更に高めるための具体的な手段として利用します。

  4. 情報開示の強化: 環境に関する情報を透明に開示することは、信頼を獲得するために重要です。年間報告書やウェブサイトを通じて、環境関連の実績を示すことが必要です。また、他企業との比較や外部の評価を受け入れることで、継続的な改善が図れます。

  5. 教育と意識喚起: 社内のすべての部門に対して、持続可能性に関する教育を行い、全社員が意識を共有することが求められます。これにより、組織全体が一体となって環境に配慮した行動を実践できるようになります。

  6. パートナーシップの構築: 環境問題に取り組む他企業やNGOとのパートナーシップを結び、知見や技術を共有することで、より大きな成果を上げることが可能になります。業界を超えた協力は、社会的な影響ももたらすため、有効な戦略となります。

これらの取り組みによって、法人は環境に対する意識を高め、持続可能な社会の実現に貢献することができるでしょう。オリコが示すように、サステナビリティへのしっかりとした取り組みは、企業の信頼性や競争力を高めることにもつながります。

オリコ、CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に初選定オリコ2025年7月11日 10時00分0 株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役社長:梅宮 真、以下「オリコ」)は、国際的な非政府組織(NGO)であるCDPの2024年度「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に初めて選定されたことをお知らせいたします。

CDP は、企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを有する国際的な非営利団体です。世界の時価総額上位の企業を対象に、温室効果ガス排出削減活動や気候変動緩和対策の取り組みの評価と情報開示を行っています。
「サプライヤー・エンゲージメント評価」では、CDP気候変動分野における質問書に基づき、「ガバナンス」、「目標」、「スコープ3排出量」、「バリューチェーン・エンゲージメント」を評価しています。本評価において、最高評価を獲得した企業が、サプライヤー・エンゲージメント・リーダーとして選定されます。

オリコは、「環境基本方針」や「サステナビリティに配慮した調達方針」を定め、当社グループ運営における環境負荷低減やサプライチェーン・バリューチェーン全体でのGHG排出量削減に向けたエンゲージメントに努めています。
なお、オリコは2025年2月に、同じくCDPによる2024年度の「気候変動」に関する調査において、最高評価である「Aリスト」企業に選定されています。

▼サプライヤー・エンゲージメント評価につきましては、下記Webサイトをご参照ください
CDP公式Webサイト: https://www.cdp.net/ja/supply-chain/supplier-engagement-assessment

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出典 PR TIMES

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