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- 配信日2025年6月25日 16時01分
ニュースの概要
2025年6月25日、GMOペイメントゲートウェイ株式会社とGMOイプシロン株式会社は、オンライン決済インフラ「fincode byGMO」と、Allganizeが提供するAIエージェント作成ツール「Agent Builder」との連携を発表しました。この連携により、企業は自社専用のAIエージェントを使用して、決済機能の操作やデータ連携を実現し、決済関連業務の自動化・高度化が可能になります。この取り組みは、SaaS型サービスや基幹システムの複雑な環境において、AIエージェントを用いた業務のオーケストレーションを強化し、企業の業務効率を高めることを目指しています。
新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い
「fincode byGMO」は、スタートアップ企業のニーズに特化したオンライン決済インフラであり、さまざまな決済オプションや管理機能を提供しています。また、Allganizeの「Agent Builder」との連携により、企業はノーコードでAIエージェントを構築し、決済関連業務をシームレスに自動化できる点が新たな特徴です。
このサービスの強みは、以下の点にあります。
- ノーコードでのAIエージェント作成: 専門的な技術知識がなくても、企業が自社のニーズに合ったAIエージェントを簡単に作成できます。これにより、迅速な対応が可能となります。
- 自動化による業務効率化: AIエージェントは、決済のリンク発行や請求書発行、データ処理といった業務を自動化することができ、バックオフィスの業務負荷を大幅に軽減します。
- MCP(Model Context Protocol)対応: 決済サービスとAIエージェントの融合により、業務システムの連携がスムーズになります。これにより、より効率的で効果的な業務オペレーションが可能になります。
競合商品との違いは、GMO-PGが国内の決済サービスプロバイダーとして初めてAIエージェントとの連携を実現した点と、拡張性に配慮した設計思想を持っている点です。多くの競合サービスが提供する決済機能は従来型であるのに対し、「fincode byGMO」はAIの活用を前提とした新しい形態の決済プラットフォームを提供しています。これにより、未来のビジネスユースケースにも柔軟に対応が可能です。
新商品・新サービスがおすすめの方
「fincode byGMO」と「Agent Builder」の連携は、以下のような方々におすすめです。
- スタートアップ企業: 新たにオンライン決済を導入する必要がある企業にとって、初期費用や月額費用が不要で、短期間での導入が可能なため、リスクを抑えつつスピーディな立ち上げができる。
- 中小企業の経理・財務担当者: 複雑な業務プロセスを簡素化し、効率的に運営したいと考えている経理担当者に特に役立ちます。自動化により業務負荷を軽減できます。
- デジタルシフトを推進する企業: DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する中で、より効率的なオンライン決済システムを導入したい企業。
- 顧客体験を重視する企業: サブスクリプションモデルや個別対応が求められる顧客に対して、パーソナライズされた体験を提供したい企業。
これらの企業は、特に取り扱う商品やサービスの特性に応じて、決済プロセスを柔軟に調整できるため、「fincode byGMO」を導入する利点があります。
新商品・新サービスの活用方法
「fincode byGMO」と「Agent Builder」の連携を活用する方法は多岐にわたります。
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未回収債権の業務自動化: AIエージェントを利用して、未入金案件のリストアップ、取引先の確認、請求書の再発行、メールによる支払い依頼など、一連の業務をシームレスに自動化し、人的エラーを減少させることができます。これにより、バックオフィス業務の効率性が向上します。
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パーソナライズされた顧客体験の提供: AIエージェントは顧客の属性や嗜好を分析し、最適な商品やプランを提案します。その後、自動で決済リンクを発行し、顧客登録をスムーズに行います。これにより、顧客満足度の向上につながります。
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データドリブンなマーケティング戦略の立案: 顧客データと決済データをAIエージェントが収集・分析し、より精度の高いマーケティング戦略の立案を可能にします。これにより、ターゲットに対するアプローチがより効果的になります。
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迅速な決済システムの導入: プラットフォーム型のビジネスやサブスクリプションモデルを展開する企業は、APIやSDKを活用して、迅速に自社の決済フローを統合できます。これにより、顧客へのサービス提供が迅速化します。
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一元管理の実現: 複数の業務システムやSaaSサービスと統合することで、データの一元管理が可能になり、外部からの情報取得や処理が容易になります。これにより、業務全体の透明性が向上します。
以上のように、「fincode byGMO」と「Agent Builder」の連携によって、企業は業務プロセスを効率化し、自社の成長に貢献する新たな価値を実現できます。AI技術を活用することで、将来的な市場の変化にも柔軟に対応できる体制を整えることができるでしょう。
オンライン決済インフラ「fincode byGMO」が、AllganizeのAIエージェント作成ツールと連携【GMOペイメントゲートウェイ/GMOイプシロン】MCPを介して、自社AIエージェントを通じた決済関連業務の自動化・高度化を実現GMOインターネットグループ2025年6月25日 16時01分45GMOインターネットグループで総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証プライム市場:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)と連結会社のGMOイプシロン株式会社(代表取締役社長:村上 知行 以下、GMO-EP)は、2025年6月25日(水)より、スタートアップが成功するためのオンライン決済インフラ「fincode(フィンコード) byGMO」と、Allganize Japan株式会社(代表取締役CEO:佐藤 康雄 以下、Allganize)が提供する生成AI・LLMアプリプラットフォーム「Alli LLM App Market」の自社専用のAIエージェントをノーコードで作成できるツール「Agent Builder」との連携を開始しました。本連携により「Alli LLM App Market」のユーザー企業は、自社で構築したAIエージェント上で、MCP(Model Context Protocol)(※1)を介して、決済機能の直接操作やデータ連携が可能となり、決済関連業務の自動化・高度化が実現します。
(※1)AIエージェントが外部サービスの仕様を理解し、適切なリクエストを生成・実行するための共通規格のこと
【背景と概要】
多くの企業では部門・事業ごとに異なるSaaS型サービスや専用ツールを導入しており、業務システムの利用環境は複雑かつ多様になっています。そうした中、自然言語で対話しながら情
出典 PR TIMES