【抄訳】Bridge と Visa 、ステーブルコイン対応カード発行プロダクトを共同展開

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  • 配信日2025年5月8日 11時00分

ニュースの概要

BridgeとVisaの提携により、新たに発行されるステーブルコイン対応のVisaカードが登場します。この新商品は、デジタル決済のプラットフォームであるBridgeを利用する開発者向けに設計されており、単一のAPI統合を通じて、複数の国のユーザーに向けてステーブルコインをリンクしたVisaカードを提供します。このカードを使用することで、消費者はVisaが利用できる店舗で日常的な購入を行う際、直接ステーブルコインの残高を利用することが可能です。中南米からスタートし、今後は世界各地へと展開を計画しています。

新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い

今回発表された毎日の買い物に利用できるステーブルコイン対応Visaカードの特徴は、以下の通りです。

  1. ステーブルコインの利用: ユーザーは、従来の法定通貨ではなく、デジタル通貨であるステーブルコインを使用することができます。これにより、価格の安定性が保たれ、インフレリスクからの保護が期待できます。

  2. シームレスな決済体験: CardはVisaの広範なネットワークに接続されているため、ユーザーは世界中の1億5,000万以上の加盟店でスムーズに決済を行うことができます。これまでのペイメント手法に比べ、普遍性が高く、ディジタルウォレットへの簡単な追加にも対応しています。

  3. 多国籍対応: APIを用いることで、開発者は特定の国に特化することなく、複数の国で料金を管理できます。これにより、企業は異なる市場対応の費用を削減しつつ、新たな顧客層を開拓できる可能性があります。

  4. ウィンウィンな構造: Bridgeは、金融機関と連携し、ユーザーにとってのステーブルコインの入出金や換金をバックエンドでサポートします。これにより、開発者は技術的な負担を軽減しつつ、本業に集中することが可能です。

競合商品とも比較すると、BridgeとVisaの提携は、特に中南米の市場に特化した展開が見込まれており、地域特有のニーズに対応している点で差別化されています。また、ユーザーがすぐに利用できる点は、他のステーブルコイン関連カードとは異なり、直接的な利点となるでしょう。

新商品・新サービスがおすすめの方

この新しいステーブルコイン対応Visaカードは、以下のような方々に特におすすめです。

  1. 国際的なビジネスを展開している企業: 多くの国で事業を展開している企業にとって、ステーブルコインとのリンクが資産管理や為替リスクを軽減する助けになります。また、幅広い決済手段を提供することで、顧客の利便性が向上します。

  2. 新興市場での成長を目指すスタートアップ: 中南米のような新興市場に注目し、お客様のニーズに沿った決済方法を取り入れようとする企業にとって、Bridgeのサービスは魅力的な選択肢になります。

  3. デジタル通貨に興味のある個人ユーザー: デジタル通貨のテクノロジーを日常生活に取り入れたいと考えているユーザーにとっても、ポイントを用いた買い物体験は大きな魅力です。

  4. 金融サービス業務を行う開発者や企業: APIを利用して新たなサービスを構築したい場合、このステーブルコインカードが一つのソリューションとなります。他社との差別化を図るためのツールとして、有効に機能するでしょう。

新商品・新サービスの活用方法

ステーブルコイン対応Visaカードの活用方法については、以下のような具体的な利用シーンが考えられます。

  1. 国際的なオンラインショップでの買い物: 海外のオンラインストアでの購買時に、ステーブルコインを簡単に利用できるため、グローバルな取引が円滑に行えます。

  2. 旅行先での現地決済: 海外に出かけた際、現地の店舗でこのカードを使用することで、為替の手間を省くことができます。旅行先での買い物が簡単になり、キャッシュレスでの利便性が向上します。

  3. 新バーチャル経済への参加: 新興市場のデジタル通貨を活用するユーザーにとって、ステーブルコインを使用したカードは、仮想空間やデジタルコンテンツの決済手段として活用できます。

  4. Eコマースプラットフォームとの統合: Bridge APIを利用して、Eコマースプラットフォームにステーブルコイン決済機能を組み込むことで、オンラインショップに新たな価値を提供でき、顧客満足度を向上させることができます。

  5. 資産管理と予算設定: ステーブルコインを活用することで、資産管理や予算設定が容易になり、消費者は自分の財務状態をより明確に把握できるようになります。

このように、BridgeとVisaの新商品は、多岐にわたる利用方法が期待でき、企業や個人に対して新たな可能性を提供します。特に、中南米市場に特化した展開は将来的な成長の鍵を握るでしょう。

【抄訳】Bridge と Visa 、ステーブルコイン対応カード発行プロダクトを共同展開ストライプジャパン株式会社2025年5月8日 11時00分1*本リリースは、Visa が発表したプレスリリースを再掲・抄訳したものです。

Bridge を利用する開発者は、単一の API 統合によりプログラムで複数の国においてステーブルコインとリンクした Visa カードが発行可能に

新しいカードにより、企業や個人は Visa が使える場所ならどこでも、日常の買い物にステーブルコインの残高が使えるように

グローバルなデジタル決済のリーダーである Visa と、Stripe 傘下のステーブルコインの統合管理プラットフォーム Bridge は、新しいカード発行プロダクトを発表しました。Bridge を利用する開発者は、単一の API 統合を通じて複数の国のエンドユーザーにステーブルコインとリンクした Visa カードを提供できるようになりました。

カード所有者は、Visa が利用できるすべての加盟店で、ステーブルコインの残高から日常の買い物ができるようになります。たとえば、コロンビアにいる顧客が地元の店舗で買い物をし、Bridge 対応の Visa カードで決済をすると、Bridge は顧客のステーブルコイン残高から必要な資金を差し引き、それを法定通貨に換算します。そして加盟店は他の取引と同様に現地通貨での支払いを受けることができます。顧客はこのカードを対応するデジタルウォレットに追加し、Visa に対応している 1 億 5,000 万以上の加盟店で決済することができます。

Visa の最高製品・戦略責任者である Jack Forestell は次のように述べています。
「私たちは、ステーブルコインを Visa の既存のネットワークとプロダクトに、シームレスかつ安全に統合

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出典 PR TIMES

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