dカードレビュー。実際に利用してわかったメリットデメリット・年会費・ポイント・審査・限度額徹底解説

dカードとは

dカードは、株式会社NTTドコモが提供しているクレジットカードです。Visa、Mastercardブランドで提供されています。

dカードの特徴は「年会費永年無料」「ポイント還元率:1.0%」「d払いの引き落としをdカードにするとポイント還元率:1.5%」「メルカリでポイント還元率:1.75%」「マクドナルドでポイント還元率:2.0%」「マツモトキヨシでポイント還元率:4.0%」「スターバックスでポイント還元率:4.0%」「dポイント加盟店でdカード提示でポイントが貯まる」「ポイントはiDにキャッシュバック可能」「ケータイ補償1年間最大1万円」「ドコモ利用料金割引」「ahamoでdカードボーナスパケット特典」「29歳以下海外旅行傷害保険最高2,000万円」「29歳以下国内旅行傷害保険最高1,000万円」「29歳以下国内航空便遅延保険最高2万円」などが挙げられます。

年会費永年無料で、ポイント還元率:1.0%はそれだけ高還元率カードですが、特約店でのポイント倍増、dポイント加盟店でdカード提示で二重取り、d払いを利用でポイント還元率:1.5%などポイント倍増の選択肢が多いクレジットカードです。

さらにドコモのクレジットカードですので、ドコモの携帯料金の割引特典があり、定期契約のないプランでも、2年定期契約と同じ料金が適用され、ahamoの場合は、パケットが最大5GBボーナスで付けられます。

デメリットは、付帯されている海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、国内航空便遅延保険などが29歳以下限定という年齢制限付きである点です。また、利用者が多い分、コールセンターの電話が全然繋がらないなど、サポート対応の貧弱さに悪い口コミが目立ちます。

ドコモユーザーはもちろんですが、ドコモユーザー以外でも、ポイントを効率的に貯めたい方におすすめできるクレジットカードです。

メリット
  • ポイント還元率が1.0%
  • d払いの引き落としに使うとポイント還元率アップ
  • 使い勝手の良い店舗でポイント倍増が多い
  • dポイント加盟店でdカード提示でポイントが貯まる
  • ポイントはiDにキャッシュバック可能
  • ケータイ補償1年間最大1万円
  • ドコモ利用料金割引
  • ahamoを利用しているなら特典が受けられる
  • 年会費永年無料のわりに保険が手厚い

デメリット
  • サポート対応のレベルが低い
  • ETCカードが年会費有料

クレジットカードレビュー評価

年会費の安さ
(5.0)

ポイントのお得さ
(4.0)

発行スピード
(3.0)

審査の通りやすさ
(3.0)

限度額の高さ
(3.0)

サポート対応
(3.0)

ステイタス性
(2.0)

保険の手厚さ
(2.5)

海外利用・ホテル優待
(2.0)

レストラン優待
(2.0)

総合評価
(2.5)

dカード基本情報

  • カード会社 :三井住友カード
  • カード分類:一般カード
  • 国際ブランド:Visa、Mastercard®
  • 入会条件:18歳以上
  • 発行スピード:最短3営業日

dカード年会費

  • 年会費:1,375円(1,375円)
  • 年会費備考:※インターネット入会で初年度年会費無料
    ※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費無料
    ※VISA・MasterCard2枚お申し込みの場合は年会費275円
    ※カード利用代金WEB明細書サービス利用&過去1年間に6回以上の請求があると年会費550円割引
    ※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費半額
    ※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
    ※年300万円以上利用で翌年度無料
追加カード年会費
  • 家族カード年会費:440円(初年度無料)
  • 家族カード年会費備考:※年3回以上利用で翌年度無料
    ※VISA・MasterCard2枚お申し込みの場合の2枚目の年会費は275円
    ※1名初年度無料
    ※対象:生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方
  • ETCカード年会費:550円(初年度無料)
  • ETCカード年会費備考:※年1回以上利用で翌年度無料
    ※発行手数料0円

dカードポイント

ポイント
  • ポイント還元率 :0.50% ~ 5.00%
  • ポイント有効期限:~24ヶ月
  • ポイントモール:-
  • ポイント特約店:セブン‐イレブン、ローソン、マクドナルドは最大5%適用、大丸(3倍)、松坂屋(3倍)、高島屋(3倍)など
    ※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合があります。
    ※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
  • ポイントアップステージ:-
  • 利用ボーナス:-
  • ポイント備考:■「マイ・ペイすリボ」登録+利用
    「マイ・ペイすリボ」でリボ払い手数料の請求がある月は、通常+0.5ポイント加算。
    ■月間利用ボーナス
    ・合計金額5万円(税込)以上利用で50ポイント
    ・合計金額10万円(税込)以上利用で100ポイント
    以降5万円ごとに100ポイント付与
マイル(マイレージ)
  • マイルへの交換率:ANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
  • マイル還元率 ANAマイル:-
  • マイル還元率 JALマイル:-
  • マイル還元率 スカイマイル:-

dカード電子マネー・スマホ決済

  • 電子マネー機能:iD
  • 電子マネーチャージ:iD利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
  • 電子マネーチャージでポイント対象:iD利用(200円で1ポイント)
  • スマホ決済:Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ

dカード限度額・支払方法

  • ショッピング限度額 :10万円 ~ 100万円
  • キャッシング限度額:-
  • 支払方法:国内:1回払い、2回払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払い

    海外:1回払い
  • 締め日・支払日:①15日締め・翌月10日払い、②月末締め・翌月26日払い

dカード保険

ショッピング保険
  • 国内(最高額):100万円
  • 海外(最高額):-
海外旅行傷害保険
  • 死亡・後遺障害:-
  • 海外航空機遅延保険:100万円
  • 家族特約:利用付帯
  • 付帯条件:-
国内旅行傷害保険
  • 死亡・後遺障害:最高50万円
  • 入院日額:最高50万円
  • 国内航空機遅延保険:最高200万円
  • 付帯条件:利用付帯

dカード口コミ評判

dカード良い口コミ評判

dカード良い口コミ評判まとめ

  • 携帯料金が安くなる
  • 携帯料金の特典がある
  • キャラクターがかわいい
  • ポイント還元率が高い

dカード悪い口コミ評判

dカード悪い口コミ評判まとめ

  • 3Dセキュアの仕様変更
  • 問い合わせが全然繋がらない
  • 発行スピードが遅い

dカードメリット

1.ポイント還元率が1.0%

dカードは

  • ポイント還元率が1.0%

のクレジットカードです。

つまり、決済額100円(税込)につき、1ポイント(dポイント)が貯まります。

一般的に、クレジットカードのポイント還元率は0.5% ~ 1.0%が相場です。このため、ポイント還元率の高さという意味では、dカードはかなり優れています。

2.d払いの引き落としに使うとポイント還元率アップ

dカードは

  • d払いの引き落としに使うとポイント還元率アップ

のクレジットカードです。

以下の画像にもあるように、d払いの支払元としてdカードを設定した上で、実際に決済に使うと

  • 実店舗で利用した場合:ポイント還元率1.5%
  • オンライン店舗で利用した場合:ポイント還元率2.0%

にアップします。

同じ買い物でも、さらにポイントを効率よく貯められるので、忘れずに設定しましょう。

3.使い勝手の良い店舗でポイント倍増が多い

dカードは

  • 使い勝手の良い店舗でポイント倍増が多い

クレジットカードです。

dカードには「dカード特約店」と言って、提携店舗でのポイント還元率がさらに高くなる制度があります。

例えば、日本航空(JAL)で航空券を購入した場合、100円につき2ポイント貯まる仕組みです。

また、ポイントが貯まり、かつ、商品・サービスの割引が受けられるというパターンもあります。

特約店の一覧は以下の通りです。

予め、これらの特約店を利用することが分かっている場合は、dカードを用意していくと良いでしょう。

4.dポイント加盟店でdカード提示でポイントが貯まる

dカードは

  • dポイント加盟店でdカード提示でポイントが貯まる

クレジットカードです。

dカードはdポイントカードとしての機能も有しているため、dポイント加盟店で提示すれば、ポイントをつけてくれます。

コンビニやファーストフード店など、街中の様々な店舗がdポイント加盟店となっているため、忘れずに提示しましょう。

5.ポイントはiDにキャッシュバック可能

dカードは

  • ポイントはiDにキャッシュバック可能

なクレジットカードです。

つまり、dカードを使って貯まったポイント(dポイント)は、100ポイント = 100円というレートで、電子マネー・iDの残高に充当できます。

iDは端末にカードや携帯電話を当てるだけで決済ができるため、急いでいるときの買い物にとても便利です。中途半端に余ってしまったポイントの使い道としても有効活用しましょう。

6.ケータイ補償1年間最大1万円

dカードは

  • ケータイ補償1年間最大1万円

が受けられるクレジットカードです。

dカード携帯補償とは

  • 利用している携帯電話端末が購入してから1年以内に偶然の事故により紛失・盗難・修理不能状態になった
  • 新たに同一機種・同一カラーの端末をドコモショップ等でdカードを利用して購入する

という2つの条件を満たした場合、購入代金の一部が補償される制度です。

7.ドコモ利用料金割引

dカードは

  • ドコモ利用料金割引

が受けられるクレジットカードです。

  • ドコモのギガプラン
  • はじめてスマホプラン
  • U15はじめてスマホプラン
  • ケータイプラン

のいずれかを利用している人が、毎月の使用料金をdカードで支払った場合、月額187円(税込)割引になります。

「親子でドコモの携帯を使っていて、毎月の使用料金は親が一括して支払っている」場合も、対象プランを契約していれば、その人数分だけ割引を受けることが可能です。

つまり

  • 親:ドコモのギガプラン
  • 子:U15はじめてスマホプラン

を契約していた場合、毎月374円(税込)割引になると考えましょう。

一見、微々たる金額かもしれませんが、年間で2,000円以上お得になるため、やってみる価値はあるはずです。

8.ahamoを利用しているなら特典が受けられる

dカードは

  • ahamoを利用しているなら特典が受けられる

クレジットカードです。

NTTドコモではいわゆる廉価版プランとしてahamoを設けていますが

  • dカードに自分のNTTドコモの携帯電話番号を登録している
  • ahamoの料金の支払いをdカードで行っている

場合、毎月利用できるデータ容量が1ギガバイト上乗せされ、21ギガバイトにまでなります。

「動画やSNSを見すぎて毎月足りなくなりがち」という人は、支払いをdカードに変えるだけでも多少効果は出るはずです。

9.年会費永年無料のわりに保険が手厚い

dカードは

  • 年会費永年無料のわりに保険が手厚い

クレジットカードです。

dカードには、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯しています。

対象となるのが29歳以下という条件はありますが、無料でこれだけ補償が受けられるのはありがたい話です。

dカードデメリット

1.サポート対応のレベルが低い

dカードの最大のデメリットは

  • サポート対応のレベルが低い

ということです。

Web上でのdカードに関する口コミを読むと

  • サポートセンターに電話をかけてもつながらない
  • 繋がってクレームを伝えてもあしらわれる
  • 会員サイトの見方がわかりづらい上に、勝手にログアウトされる

など、サポートセンターをはじめとした運営体制について苦言を呈するものが多々見受けられました。

クレジットカードを含め「物・サービスはサポートの良さで選びたい」と思う人にとっては、かなり嫌な思いをする恐れもあるので、慎重に見極めましょう。

2.ETCカードが年会費有料

dカードの他のデメリットとして

  • ETCカードが年会費有料

が挙げられます。正確には

  • 初年度:無料
  • 次年度以降:前年度に1回もETCカードの利用がなかった場合は550円(税込)

の年会費がかかるという意味です。

もちろん、dカードの追加カードとして発行されたETCカードをずっと使うようにしておけば、年会費は無料で済む可能性が高いです。

しかし、世の中には追加発行されたETCカードも、カード本体の年会費も無料なクレジットカードはたくさんあるので「何があっても無料のやつが良い」ということであれば、こだわる必要はないかもしれません。

dカード申込手順

1.dカードのサイトに行く

dカードのサイトはこちら

2.dアカウントでログインする

「新規入会のお申込み」をクリックすると、dアカウントのログイン画面に移ります。

既に持っている場合は、dアカウントのID・パスワードを入力してログインしましょう。持っていない場合は、無料でアカウントが発行できるので手続きしましょう。

3.規約・規定類・重要事項等を確認する

規約・規定類・重要事項等が表示されるので確認しましょう。同意できる場合のみ、各種情報の入力に進みます。

4.各種情報を入力する

以下の情報を入力しましょう。

  • 名前
  • 年齢
  • 生年月日
  • 自宅の住所、郵便番号
  • 電話番号(自宅、携帯電話)
  • 居住形態、年数
  • 配偶者の有無
  • 住居費負担
  • 生計(家計)を同一にする人数
  • 勤務先名・電話番号
  • 他社からの借入状況
  • キャッシングの希望利用枠
  • カードの利用目的
  • カードの受け取り方法
  • 設定したい暗証番号
  • ETCカードの申し込みの有無

5.審査

dカードの発行元である株式会社NTTドコモにより審査が行われます。

6.カード発行

審査に通過すれば、カードが発行されます。

dカードよくある質問

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